2007年1月15日月曜日

ちょっと面白い問題?

昨日の試験でこういう問題に遭遇。
暇人は解いてみよ!
(1) ジャンケンの勝負は勝敗を決めるアルゴリズムといえるか?理由をつけて説明せよ。

言われると多分「あぁ」と思ったのですが、何気に一つ足りない部分があったり。でもまぁすでに対策済みだったので問題なし。
(2) 自然数と正の整数はどちらのほうが多いか?議論せよ。

こういうことを考えるの事が、数学の面白みなのかもしれませんね。対策しなければまったくお手上げだったかなぁ。(ヒントは可算無限)。


[2007.1.22 追記]
(1) 解答例
アルゴリズムとは言えない。
アルゴリズムは基本手順などを指すが、
有限集合でなければならない。
即ち、必ず終了しなければならない。
ジャンケンの勝敗で考えた場合、
引き分けで永久に勝敗が決しない場合がある。
よってアルゴリズムとは言えない。
(2) 解答例
自然数は可算無限であり、
正の整数もまた可算無限である。
両者を昇順で整列し、
(自然数,正の整数)で表現し対応させると
(1,1), (2,2), (3,3),.....
上記のように1対1で対応する。
つまり同じ濃度(全単射)で存在する。
1対1で対応する可算無限同士であるので、
その多さは同一であるといえる。

3 件のコメント:

  1. え!難しいし!
    アルゴリズム体操ならわかるんだけど。。
    自然数=正の整数っていう定義は覚えてるけど、議論に発展させるようなつっこみどころが思い浮かびません。。
    頭かたいわ?。

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  2. > きょぉこ氏
    難しく考えすぎかも?
    自然数と正の整数の数の多さは
    自然数=正の整数なのは、
    何となく感覚的にはわかりますが、
    説明するのは難しそうと。
    ヒントの可算無限の定義を使うと何となく説明はつく。
    ただし、私も「数学屋」じゃないで更なるツッコミを入れられると答えられないけど(笑)。
    解答例は22(月)日予定。

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  3. 追記として当エントリーに解答例を掲示。
    「ん?いやちょっとおかしくない?」
    「ハハハコヤツメ」
    「ここはこうだってのpgr」って
    コメントとか募集です。

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